“おうまのracecallerふんせんき”ウラ話w その4
今回の“ウラ話”は、オイラが個人的に“薫兄(かおるにぃ)”と呼んでいる、蜂谷薫アナのまつわる話。彼自身を取り上げるとなると、最低でも3回分のネタがある程、オイラにとって、大好きな競馬実況アナであり、MBSのアナの中では、現役時代ならイチオシの美形でした。(今でも、年齢的な事を考慮して言えば、まだまだ若く見えますが…念のために言えば、白川次郎アナと同い年ですw)でも、今回は参加に至る経緯として、ネタにできなかった方の話を…
MBS(毎日放送)の長年のファンである方なら、“あどりぶランド”(通称:あどラン)という深夜のテレビ番組を知っている人も多いと思う。かく言うオイラは、放送2年目以降から最終回まで見てたヘヴィユーザーであり、番組ムック本も3冊全部持ってるツワモノであるw この番組に関してはいずれ、蜂谷アナ本人をキチンと取り上げる際に詳しく解説するとして、でも、この番組ナシでは、蜂谷アナはただ単純にマイナーなラジオの実況アナで終わってた可能性もある訳で、その中でも特筆すべきネタなのが、スポーツチャレンジのネタである。というのも、実はMBSのアナウンサーは総じて“運動音痴”な連中でして、吹田市の千里丘にスタジオがあった頃には、立派なグラウンドやテニスコート等、社員用のスポーツ施設が充実してたにも拘らず、何故かあんまり利用する機会がなかった。(現在はその土地の一部を売却して、近々マンションが竣工予定w)もちろん、“あどラン”をやってた時も、番組企画でグラウンドを利用する事もあったんだが、基本的にはすぐ近くに万博公園があるモンだから、そっちでロケする事も多かったw
閑話休題、その“あどラン”の企画の中で、グァム駅伝に参加しようというネタが浮上し、選考会が行われたんだが、ここで“走り屋蜂谷”としての才能が開花する事になる…ま、これ以上やると蜂谷アナ本人の紹介ネタになっちゃうんで省略するが、コレがきっかけで、ジョギングが“日課”になってしまい、また、市民マラソンへの参加も積極的になる訳なんですわ、コレがw
で、彼自身のマラソンの年間参加スケジュールのひとつに、泉州国際市民マラソンを組み込んでいたんだが、震災で傷付いた福島を、自分の“脚”で確かめたいと思い、去年、同じ日に開催された、いわきサンシャインマラソンに参加した訳です。そう、これこそ、蜂谷アナが実況マスターズに参加した、“本当の理由”なんです。(ちなみに、去年の成績はというと…うん、泉州よりもこっちに参加して正解だったかもしれない…)被災地を走り、しかも原発事故以来、寂れていくいわき市の現状を目の当たりにして、本当の意味で“復興”を考えた時、現場を見ずにギャーギャー騒ぐだけではいけない…もっと現場へ足を運び、そして地元の人々と交流する事こそ、本当の意味での“復興支援”ではないか…その思いがあったからこそ、渡辺アナから話を聞いた時に、即答で(いや、実際は悩んだと思うんだが…)参加表明をした様です。
つまり、蜂谷アナの思いの中にある“競馬実況アナとしての本分”をやってこその復興支援であり、被災地で開催してるマラソン大会に出る事よりも、実況アナとして福島の競馬を盛り上げる事が、競馬を愛する者としての参加意義だと…ま、それプラスとして、定年前に新潟競馬場で実況した(中山競馬場が改修中で、スプリンターズSが代替開催になった)事もあって、残っていた“実況してない中央の競馬場”が福島だけだった…というのもありますがw
だからこその“不安”というのも、あったとは思います。MBSの放送席で双眼鏡を置いてから5年も経過してて、しかも年齢的に声が出ない、老眼鏡を掛けないと手元が見辛い…そのハンデは、他のアナ達…特に樋口忠正アナに比べれば大した事はない…そう自分に言い聞かせて、実況席に向かう心境は、並大抵のモノではないです。JRAの公式にも、「競馬の実況が大好きです。」と答えてる様に、本当は最前線で仕事したくても、後輩達…特に中堅になりつつある河本光正アナの事を思うと、道を譲るべきだという考えから、一線を退いた…もちろん、そのきっかけは、自分より若くして病魔に倒れた、広瀬伸一アナの姿があったから…と察します。(現に、広瀬アナのやってた栗東トレセンでの、GⅠ調教公開のナビ役を引き継いでますから…)だからこそ、番外編ではそこにリンクした格好での話…とした訳です。
↑この写真は、2009年の日本ダービーの調教公開の一場面。丁度、岩田康成騎手が調教スタンドに来て、ファンの前で質問に答えてる場面です。ちなみにオイラ、２回程この調教公開に参加する事ができて、蜂谷アナを間近で見てますが、足下を見ると、実はジョギングシューズを履いてるんですよw 多分、これ終わった後で、どっかの調教コースを走ってたかも…それってある意味、栗東トレセン名物の風景だなw
MBS(毎日放送)の長年のファンである方なら、“あどりぶランド”(通称:あどラン)という深夜のテレビ番組を知っている人も多いと思う。かく言うオイラは、放送2年目以降から最終回まで見てたヘヴィユーザーであり、番組ムック本も3冊全部持ってるツワモノであるw この番組に関してはいずれ、蜂谷アナ本人をキチンと取り上げる際に詳しく解説するとして、でも、この番組ナシでは、蜂谷アナはただ単純にマイナーなラジオの実況アナで終わってた可能性もある訳で、その中でも特筆すべきネタなのが、スポーツチャレンジのネタである。というのも、実はMBSのアナウンサーは総じて“運動音痴”な連中でして、吹田市の千里丘にスタジオがあった頃には、立派なグラウンドやテニスコート等、社員用のスポーツ施設が充実してたにも拘らず、何故かあんまり利用する機会がなかった。(現在はその土地の一部を売却して、近々マンションが竣工予定w)もちろん、“あどラン”をやってた時も、番組企画でグラウンドを利用する事もあったんだが、基本的にはすぐ近くに万博公園があるモンだから、そっちでロケする事も多かったw
閑話休題、その“あどラン”の企画の中で、グァム駅伝に参加しようというネタが浮上し、選考会が行われたんだが、ここで“走り屋蜂谷”としての才能が開花する事になる…ま、これ以上やると蜂谷アナ本人の紹介ネタになっちゃうんで省略するが、コレがきっかけで、ジョギングが“日課”になってしまい、また、市民マラソンへの参加も積極的になる訳なんですわ、コレがw
で、彼自身のマラソンの年間参加スケジュールのひとつに、泉州国際市民マラソンを組み込んでいたんだが、震災で傷付いた福島を、自分の“脚”で確かめたいと思い、去年、同じ日に開催された、いわきサンシャインマラソンに参加した訳です。そう、これこそ、蜂谷アナが実況マスターズに参加した、“本当の理由”なんです。(ちなみに、去年の成績はというと…うん、泉州よりもこっちに参加して正解だったかもしれない…)被災地を走り、しかも原発事故以来、寂れていくいわき市の現状を目の当たりにして、本当の意味で“復興”を考えた時、現場を見ずにギャーギャー騒ぐだけではいけない…もっと現場へ足を運び、そして地元の人々と交流する事こそ、本当の意味での“復興支援”ではないか…その思いがあったからこそ、渡辺アナから話を聞いた時に、即答で(いや、実際は悩んだと思うんだが…)参加表明をした様です。
つまり、蜂谷アナの思いの中にある“競馬実況アナとしての本分”をやってこその復興支援であり、被災地で開催してるマラソン大会に出る事よりも、実況アナとして福島の競馬を盛り上げる事が、競馬を愛する者としての参加意義だと…ま、それプラスとして、定年前に新潟競馬場で実況した(中山競馬場が改修中で、スプリンターズSが代替開催になった)事もあって、残っていた“実況してない中央の競馬場”が福島だけだった…というのもありますがw
だからこその“不安”というのも、あったとは思います。MBSの放送席で双眼鏡を置いてから5年も経過してて、しかも年齢的に声が出ない、老眼鏡を掛けないと手元が見辛い…そのハンデは、他のアナ達…特に樋口忠正アナに比べれば大した事はない…そう自分に言い聞かせて、実況席に向かう心境は、並大抵のモノではないです。JRAの公式にも、「競馬の実況が大好きです。」と答えてる様に、本当は最前線で仕事したくても、後輩達…特に中堅になりつつある河本光正アナの事を思うと、道を譲るべきだという考えから、一線を退いた…もちろん、そのきっかけは、自分より若くして病魔に倒れた、広瀬伸一アナの姿があったから…と察します。(現に、広瀬アナのやってた栗東トレセンでの、GⅠ調教公開のナビ役を引き継いでますから…)だからこそ、番外編ではそこにリンクした格好での話…とした訳です。
↑この写真は、2009年の日本ダービーの調教公開の一場面。丁度、岩田康成騎手が調教スタンドに来て、ファンの前で質問に答えてる場面です。ちなみにオイラ、２回程この調教公開に参加する事ができて、蜂谷アナを間近で見てますが、足下を見ると、実はジョギングシューズを履いてるんですよw 多分、これ終わった後で、どっかの調教コースを走ってたかも…それってある意味、栗東トレセン名物の風景だなw
