迷馬の隠れ家〜別館:ブルマガバックナンバー〜

こちらは、2019年まで展開していた“ニコニコブロマガ”の保管庫です。

ローカル開催のドッタンバッタンw

お盆もいよいよ最終日…とはいえ、まだ夏休みで帰省や旅打ちしてる人も多いかと思うが、そこんトコは競馬実況アナも同じ。いうまでもなく、この時期は中央競馬はいわゆる“ローカル開催”であり、西は小倉、東は新潟、さらには札幌での開催である…ってことは、当然ながら、タイミング的に厄介なことが毎年の如く発生する訳で、悲喜交々がある訳です…そう、開催地への移動で、帰省やUターンラッシュに巻き込まれるのですw

まず、現地の宿を確保が難儀するのはよくある話で、特にこの時期は、どこの宿泊先でも“特別料金”が発生することがあり、通常の出張と違ってここんトコで出費が嵩むことが毎度起きる訳で、定宿にしてるトコがこの時期に限って“満室”で、泣く泣く別の場所を…と探すうちに、競馬場より遠いトコに泊まらざる得ないことが、ちょいちょい発生することがある。小倉開催の場合、通常なら小倉北区内のビジホを使う人が多いんだが、確保が難しいと、移動の手間を考えて、ワザと門司や戸畑、中には対岸の下関に宿を取るケースもある。なぜ福岡市(てか、博多)に宿を取らないかって?当然、小倉やその周辺と違って宿泊費が高いのと、夜の盛り場が充実しすぎるからですw(ま、昔は二日酔いのまま放送席に入って、向かい酒しながら実況したなんていう話もありますが…)

そして、さらに難儀するのが現場との往復の足…北海道で滞在して取材する新聞記者はともかく、殆どの記者や実況アナは、金曜の夕方までに小倉や新潟へ移動し、日曜の最終R終了したら、速攻で大阪や東京に戻る訳で、この時に新幹線や飛行機の予約を失敗して“強制滞在”になる人も出るのであるw しかも小倉の場合、最終手段がフェリーでの移動か、博多まで出て夜行バスってケースがあって、どっちにしても日付変わるまでに大阪へ戻ることが不可能ってのが確定すると、ヤケを起こして酒盛りする訳であるw さらに場の悪い状況(特に台風接近時)となると、ほぼ現地で足止め状態…こうなると、限られた経費で出張してる新聞記者にとっては“地獄”を見るハメになる訳で、贔屓の厩舎スタッフが現地に滞在してるならそこで厄介になることもアリだが、基本的には宿泊先で缶詰になる…空室があるならまだいい方で、ない場合が最悪である。(ベテラン記者だと、ここぞとばかりに地元の雀荘で完徹麻雀やって、馬券でヤラれた傷をさらに悪化させる訳で…ry)

ま、そういう“ドッタンバッタン大騒ぎ”込みで夏場の出張を楽しんでるトコがあって、また、中央メイン4場と違って、いわゆる“ドレスコード”も緩めなこともあって、実況席や記者席にいるスタッフの格好が、完全にリゾート仕様(てか、デニムパンツにTシャツ)なラフさ加減であるw 況んや昨今は“クールビズ”が一般的なモンだから、夏用のスーツやジャケット、ネクタイなどを持っていかないがために、騎手のキリ番達成でのインタビューでドッタンバッタン…なんてこともよくある話であるw

(手前味噌だが、去年、その件についてマンガを描いてあるんで、そちらも参考されたし…)