迷馬の隠れ家〜別館:ブルマガバックナンバー〜

こちらは、2019年まで展開していた“ニコニコブロマガ”の保管庫です。

ローカル開催のドッタンバッタンw…その2

前回は小倉出張の話をメインに紹介したが、今回は北海道開催に関する話…ま、いわゆる馬産地での“取材”ってヤツ。もちろん、小倉出張の片手間と言ってはなんだが、九州の馬産地(主に鹿児島や熊本)を巡ることもあるが、現在ではもっぱら、北海道の千歳市近郊(社台グループ)や日高地方がメインなだけに、競馬実況アナが“北海道出張”といえば、ラジニケと地元の場合はともかく、在京・在阪の実況アナは、ここぞとばかりに避暑地バカンス…もとい、滅多に行けないことを理由に、生産牧場や引退馬の繋養先の牧場に足を運んで取材をやる訳である。

一口に“馬産地取材”と言っても、時間の制約や移動手段の都合ってのもあって、ある程度のテーマを決めた上で、計画を立てないと動けないのがオチで、しかも2年前の台風によって日高地方へ向かう鉄道(日高本線)が事実上廃止になってるため、クルマが運転できないと、ただでさえ出張費が嵩みやすい北海道では、社台ファーム近隣のみで茶を濁すハメになる。(とは言え、実際はそれだけで充分なぐらい、昨今では社台SSやノーザンファームに有名どころが集中して繋養されているからなぁ…)だから、蜂谷アナでも現役時に“移動が不便だから”と言って、43歳ぐらいの時に、やっとこクルマの免許を取得しに教習所へ行った程である。すでに免許を持ってた人でも、レンタカーが現地で借りられない可能性があるからと言って、本州からの移動時間がかかる&体力的にしんどいのにも関わらず、マイカーで北海道まで行こうとする訳である。(今でも一部の競馬記者が、実際に滞在期間中の足として利用する都合で、仙台や青森まで高速で走って、北海道へマイカーごとフェリーで移動するケースがある。)もちろん、ハイヤーをチャーターするってのもアリだが、新千歳空港、あるいは札幌から新ひだか町静内、または浦河まで移動となるとかなりの金額になるし、一応高速バスがあると言っても、そこから先となると難しい訳である。(タクシー会社はあるけど、台数が…ry)

また、この時期は門別競馬場でのナイター開催(グランシャリオナイター)をやっているから、立ち寄ってみたいと言っても、先ほども言った通り、移動手段が限られていると泣きを見るのはお約束w(送迎バスがあると言っても、最終Rまで残ってたら、札幌に戻るのは下手したら午前様…)日高管内に宿を取ってても、地元門別や新冠ならともかく、浦河だと、そこまでの移動にクルマで片道1時間以上かかる…オイラの経験上、日高自動車道は現時点では日高門別ICまでしか開通してなくて、かつ、国道235号は対面通行のため、(交通量が少ないトコと言っても)運転は慎重に行わないと厄介なトコである。(昼間は結構眺めのいいトコだが、夜は街灯が…)

とまぁ…軽く北海道取材をdisってみたが、滞在取材だからこそできることってのは結構あって、帯広競馬場ばんえい競馬を見に行ったり、函館近隣の海へ釣りに行ったり、札幌ドームで公熊…もといファイターズやコンサドーレの試合を見たり…と、いろんな意味で仕事そっちのけ…もとい、夏の北海道を精力的に取材してる訳である。もちろん、小倉の滞在組とて、結構バカンス…もとい、取材に勤しんでいる訳で、厩舎スタッフに同行して、別府で地獄めぐりしたり、門司レトロで走り回ったり、若松ボートや飯塚オートに足を伸ばしてやられたり…って訳である。