迷馬の隠れ家〜別館:ブルマガバックナンバー〜

こちらは、2019年まで展開していた“ニコニコブロマガ”の保管庫です。

善意を踏みにじる者は、本物の“大人”とは言えない…

まぁ…本題に入る前に、このTwitterの投稿を読んでほしい。今回は、この件についてのオイラ的推察と、SNSを通じて、こういう不届き者をどう懲らしめるかをまとめさせてもらう。根幹的なことを言えば、騎手がファンに対してどういう交流(ファンサービス)を行うかは、個々の技量にもよるが、一番いいのは馬券に絡む事であり、サインや使用済みゼッケンなどを手渡すのは、あくまで“オマケ”程度にとどめるのがスジというモノ。そして何より、そういった“ファングッズ”を求めるのは、将来、競馬関係者になりたいと憧れる子供達に限定すべきであって、“大きなお友達”はできるだけ、現場でもらうよりも、しかるべき場所(ファングッズを取り扱う店やチャリティーオークション、イベント参加や競馬番組などでの懸賞…)で受け取るのがスジではなかろうか?
オイラの手元には、ラジニケや関西で活躍した競馬実況アナのサイン以外に、岩田康誠熊沢重文などの騎手の直筆サイン入りグッズも所有してるが、これらはすべて、イベントでのプレゼントやオープン懸賞で当選したモノであり、不正行為を一切行わずに手にしたモノである。これを、生活苦を理由に馬小屋に持ち込んで現金にしたいという気持ちはあれど、それをやった試しはないw 理由は簡単で、サインに応じてくれた相手を思えば、そう簡単に売るべきモノに非ずという信念があるからで、たとえ相手が無名の競馬実況アナであれ、著名な芸能人であれ関係なく、金銭以外の価値を共有してこそファンとしての心意気ではないかという思いがある。言い方を変えれば、“売れるから”といって何でもかんでも金銭に変える神経こそ、“Money is Crazy”としか言えない。おカネに支配されてどーすんだ?馬券で負けた分なんてのは、真面目に仕事してたら取り戻せる範疇だし、ズルして得た金銭なんてのは、有り難みも何もない…放蕩三昧したいのであれば、それこそ治安の悪いトコで民衆に対し、札束でビンタして来いな話である。
これ、同じ哲理として、原発再稼働や基地の移転、クジラの追い込み漁等に反発してる連中にも言えた話で、自分達の活動費を、まるまる現地の周辺住民に渡してやれるのであれば、相当立派な態度だが、大概見てたら、住民生活を阻害する行為ばっかではないか?活動家に対して支援してる人にも言いたいが、実態を分かった上で資金や物資の提供をやってるか?自分の行為が、巡り巡って誰かを傷つけている、あるいは、ほかの生活を阻害してると感じたなら、そういう活動に対して手を引く事も、一つの“善意”である。そう…本当に貧困に喘いでる人達の大半は、現地での仕事・役割がないから困ってるのであって、それを補う手立てがあるなら、それを実践すればいいだけの話であり、代替案もないのに単に騒いでるのであれば、それこそ“厨二病乙”である。
話を戻せば、今回の件で最も許せないのは、あらかじめ用意してた直筆サイン入り使用済みゼッケンを、“子供のために”と家族連れのファンに手渡したモノを、後ろにいた不逞の輩が奪った挙句、その被害者家族に暴言吐いて逃げた事である。おそらく、“鉄火場に家族で来んなw”とでも言ったのだろう…一番大人気ない態度にして、Web上でフルボッコな意見が挙るのも無理ない話だ。当然、こういう輩の目的なんてのは、ネットオークションなどで、事情を知らないファン相手に高額取引を持ちかけ、おカネに替える事であろう。腐ってるとしか思えないし、万一、この該当案件がヤフオクなどに上がってても、ブロマガ読者は手を出さないで欲しい。むしろ、オークション運営会社に通報し、事情を説明した上で、上場者のアカウントを停止させるなどの措置を取ってもらう様、協力して欲しい。人の善意を踏み躙ってまで手に入れたのであれば、その“罪の重さ”を自覚するまで、市場に出すな。窃盗罪に問われなくても、自分の生活苦を“他人のせい”にしてる時点で、ガキ以下である。