競馬アナ達の一週間w
ま、殆どのファンはご存知だし、取り上げるにはなんなんだが、通常の競馬実況アナ…中央競馬に限った話になるが、彼等が普段、どういうサイクルで仕事をやっているか、時系列を追って見ようかと思う。基本的に、月曜日は殆どのアナ達は休日に充てる人が多く、取材の都合や他の業務の加減で、変動が生じるのは当たり前w ラジニケのアナですら、本社勤務組だと平日の朝や昼間、番組の収録やナレーションに追われる訳であり、他局でも、掛け持ちでスポーツ実況があると、そっちの業務に引っ張り出されるのは日常茶飯事。当然、フリーランスの場合、CS放送での実況契約があると、そっちの仕事がメインになるし、中には地方競馬の場内実況を兼務される人もいる。ともかく、一般的なケースから…
月曜日は休業日に充ててる訳だが、若手の場合は、競馬場から戻って、そのまま宿直(深夜〜早朝の業務。緊急時の放送に備え、必ず一人は局内の仮眠室で待機してないといけない。)…ってケースもある。ま、ベテランがそういう事をやるケースは稀だが…火曜日も午前中は出社しない人が多く連休になる訳だが、午後からは、東西のトレセンでの取材がある加減で、局内のデスクで資料を作り、夕方から夜に掛けて、トレセンの報道関係者専用の寮へ泊まり込み…水曜日の早朝から取材を行う関係で、事前に乗り込むのです。あ、そうそう…トレセン周辺には宿泊施設がないのと、公共交通機関を使うにも、時間帯的に運行がないので、こういう事になる訳であって、実際にGⅠ時の調教公開イベントに参加した事があるならわかると思うが、競馬実況アナ達も、条件はほぼ同じw(ま、北野アナみたいに、そもそも“地元民”ならともかく、そうじゃない人は、クルマの免許持ちに相乗りを頼んだり、前日の昼間ぐらいから移動するのが殆ど。)そして木曜日は、基本的にスタジオ業務…担当番組を持ってるなら、この時に収録をやったり、他のスポーツ担当もあるなら、この日に実況できる様にローテーション調整してたり、中にはこの日を休みにする人も…そして、金曜日は実況の準備。開催変わりの時なら、放送機材を全部、該当する競馬場へ事前に搬入するため、ラジオの場合はこの日、スタッフ総出での設営を行う事になる。“うまきんIII”のリスナーなら御存知かと思うが、大阪支社スタッフが出演しない日は、大概はこれの都合である。テレビの場合は更に大変で、中継当日の早朝に、大型の放送中継車両を業務用駐車場へ停め、そこからケーブルを伸ばしたり、カメラを搬入する訳である。当日の指定席購入で並んだ経験がある人なら、多分御存知かと思うが、中継車を一旦、スタンドの近くにまで入って、そこから中継用のカメラやミキサー等をコンテナケージに入れて搬入する光景は、ある意味日常茶飯事な話。テレビの場合、機材が機材なだけに、中継の度に放送局から運ぶ訳だが、ラジオの場合は、意外にも機材は放送席に置きっ放し…故に、地震や台風等の自然災害で機材が壊れる可能性が高い分、最小限の被害で済む様に、中継終了後はカバーを被せたり、屋内の大型ロッカーに収納するのが普通です。週末は当然“本番”ですから、競馬中継をやっている訳ですが、金曜日の段階で、中継回線のテストを行います。もちろん夏競馬の開催時、早めに移動する訳はこの加減であり、ここでのテストで不具合があると、早急な対策を打たなければなりません。つまり、回線のどの部分に不具合が生じてるのか、機材に不備があるかどうか…ラジオでの中継では、この回線チェックを事前に行えるから、機材を現場に放置…もとい、据え付けたままでもいいのですが、テレビの場合はそういう訳にいかないので、当日の早朝に全部やる訳です。
話が機材の方に逸れたんで、アナ達の話に戻すと、ラジオで全レース中継を行うトコでは、午前9時までに競馬場へ移動します。回線の最終チェックと、午前中のレース実況を滞り無く放送するためには、最低でも二人、先に放送席に入っていないと、放送ができないからです。(第三場での場内実況用にラジニケのアナが二人派遣されるのも、そういう事情。)一人でも遅刻すると、後で色々と面倒くさい話になるんで、大概の場合、集団での移動になります。但し、終了後の引き上げ時は全員バラバラw 夏競馬開催時は、そのまま夜の歓楽街へ突撃する者もいれば、明日の実況に備えて早めに就寝する人もいる訳で、通常開催時でも、開催場所によっては一旦自宅に戻る方も…当然、日曜の中継終了後、会社に立ち寄って勤務の終了手続きをする人もいれば、そのまま直接帰っちゃう人も…w 当然ですが、開催最終日は、撤収作業もある関係で、全員が残る訳ですが…
ちなみに、センバツの地上波中継があった頃のMBSでは、この時期だけは取材に行けないアナが多いため、必然的に蜂谷アナが、一人で黙々と作業してたりします。(他のスポアナは、甲子園球場にカンヅメ状態ですから…)
月曜日は休業日に充ててる訳だが、若手の場合は、競馬場から戻って、そのまま宿直(深夜〜早朝の業務。緊急時の放送に備え、必ず一人は局内の仮眠室で待機してないといけない。)…ってケースもある。ま、ベテランがそういう事をやるケースは稀だが…火曜日も午前中は出社しない人が多く連休になる訳だが、午後からは、東西のトレセンでの取材がある加減で、局内のデスクで資料を作り、夕方から夜に掛けて、トレセンの報道関係者専用の寮へ泊まり込み…水曜日の早朝から取材を行う関係で、事前に乗り込むのです。あ、そうそう…トレセン周辺には宿泊施設がないのと、公共交通機関を使うにも、時間帯的に運行がないので、こういう事になる訳であって、実際にGⅠ時の調教公開イベントに参加した事があるならわかると思うが、競馬実況アナ達も、条件はほぼ同じw(ま、北野アナみたいに、そもそも“地元民”ならともかく、そうじゃない人は、クルマの免許持ちに相乗りを頼んだり、前日の昼間ぐらいから移動するのが殆ど。)そして木曜日は、基本的にスタジオ業務…担当番組を持ってるなら、この時に収録をやったり、他のスポーツ担当もあるなら、この日に実況できる様にローテーション調整してたり、中にはこの日を休みにする人も…そして、金曜日は実況の準備。開催変わりの時なら、放送機材を全部、該当する競馬場へ事前に搬入するため、ラジオの場合はこの日、スタッフ総出での設営を行う事になる。“うまきんIII”のリスナーなら御存知かと思うが、大阪支社スタッフが出演しない日は、大概はこれの都合である。テレビの場合は更に大変で、中継当日の早朝に、大型の放送中継車両を業務用駐車場へ停め、そこからケーブルを伸ばしたり、カメラを搬入する訳である。当日の指定席購入で並んだ経験がある人なら、多分御存知かと思うが、中継車を一旦、スタンドの近くにまで入って、そこから中継用のカメラやミキサー等をコンテナケージに入れて搬入する光景は、ある意味日常茶飯事な話。テレビの場合、機材が機材なだけに、中継の度に放送局から運ぶ訳だが、ラジオの場合は、意外にも機材は放送席に置きっ放し…故に、地震や台風等の自然災害で機材が壊れる可能性が高い分、最小限の被害で済む様に、中継終了後はカバーを被せたり、屋内の大型ロッカーに収納するのが普通です。週末は当然“本番”ですから、競馬中継をやっている訳ですが、金曜日の段階で、中継回線のテストを行います。もちろん夏競馬の開催時、早めに移動する訳はこの加減であり、ここでのテストで不具合があると、早急な対策を打たなければなりません。つまり、回線のどの部分に不具合が生じてるのか、機材に不備があるかどうか…ラジオでの中継では、この回線チェックを事前に行えるから、機材を現場に放置…もとい、据え付けたままでもいいのですが、テレビの場合はそういう訳にいかないので、当日の早朝に全部やる訳です。
話が機材の方に逸れたんで、アナ達の話に戻すと、ラジオで全レース中継を行うトコでは、午前9時までに競馬場へ移動します。回線の最終チェックと、午前中のレース実況を滞り無く放送するためには、最低でも二人、先に放送席に入っていないと、放送ができないからです。(第三場での場内実況用にラジニケのアナが二人派遣されるのも、そういう事情。)一人でも遅刻すると、後で色々と面倒くさい話になるんで、大概の場合、集団での移動になります。但し、終了後の引き上げ時は全員バラバラw 夏競馬開催時は、そのまま夜の歓楽街へ突撃する者もいれば、明日の実況に備えて早めに就寝する人もいる訳で、通常開催時でも、開催場所によっては一旦自宅に戻る方も…当然、日曜の中継終了後、会社に立ち寄って勤務の終了手続きをする人もいれば、そのまま直接帰っちゃう人も…w 当然ですが、開催最終日は、撤収作業もある関係で、全員が残る訳ですが…
ちなみに、センバツの地上波中継があった頃のMBSでは、この時期だけは取材に行けないアナが多いため、必然的に蜂谷アナが、一人で黙々と作業してたりします。(他のスポアナは、甲子園球場にカンヅメ状態ですから…)
