迷馬の隠れ家〜別館:ブルマガバックナンバー〜

こちらは、2019年まで展開していた“ニコニコブロマガ”の保管庫です。

如何なるファンも、モラルとマナーは守ってこそ!!

宝塚記念まで、まだ少し時間があるとはいえ、久々にジャニタレが競馬場に来るとあって、一部の競馬ファンが、ジャニタレ目当の来場者に対する危惧から、SNSが騒がしい状態になってるが、敢えて一言で片付けるなら、そういう“モラルの問題”ってのはお互い様であり、自分自身が意識して、その“手本”となる立ち振る舞いを見せてこそ、文句を垂れる権利が生じるとオイラは考える…つまり、オイラが常々はてダやブロマガ、Twitterで呟いてる“襟を正してモノは言え”である。相手に苦情や批判をやる以上は、自分もまた、それと同等、あるいはそれ以上に、“正しいモラル”とやらの立ち振る舞いをやってこそ、人々から尊敬されるのであり、また、それを真似ようと周囲も動く訳である。故に、“一番エラい人”の姿を真似るのが“子供の所作”であり、それを更に自分よりも若い世代に教え、拡散させるのが“大人の所作”である。ここんトコができてない限り、当然ながら、子供に対して文句言う筋合いもないのであり、んでもって、子供は周囲の“大人”がやってることが“正しい”と認識するから、ついついマナーレスな行為でも真似るのです。(特に交通違反やゴミ処理の方法とか…w)

モラルが守れない背景にあるのは、現場の空気そのものが読めないからではなく、そもそも“モラルってなんだ?”って事です。基本的な事を言えば、要は羞恥心であり、それに対して自分自身が“平気”かどうかです。普段の行動に対して、他人から奇異の目で晒され続ける事に対し、なんの抵抗もない人には、まず、羞恥心そのものが存在しません。逆に、社会的地位がある人ほど、周囲からの視線が痛いからこそ、行動に“制限”がかかるのです。つまり、これが“羞恥心”に関わる一つの概念であり、自分のやってる行為に対し、周囲に迷惑と混乱を招いてると、過剰なまでの自意識がある人程、臆病になるモノです。周囲から批判されたくないですからw しかし…鉄ヲタでもドルヲタでも、如何なるファン・ヲタクといえど、自分自身のことに対して集中し過ぎると、周囲が見えなくなるだけでなく、自分自身の振る舞いすら“正義”と認識して、傍若無人な振る舞いを起こす訳であり、その手前で退がる事ができないからこそ、周囲から“変態”と思われ、嫌われるのです。これも、オイラが常々言ってるように、“自己の正義に酔う”からこそ、周囲が“見えない”訳であり、また批判されても、“自己の正義”に酔った状態だと、却って批判した相手だけでなく、世間全般をも“怨敵”と見做して、攻撃対象になる訳です。こうなると、こっちがいくら懇切丁寧に説明したとしても、当人は“自己の正義”以外認めませんから、こっちの主張すら聞く耳を持ってません。説明するだけ“無駄”です。

つまり、モラルやマナーの類とは、互いが“気分を損ねる”事にならないようにするための“一線”であって、そこを破って自己主張のみで物事を起こせば、無関係な人まで巻き込むほどの被害をもたらす結果しかありません。もっといえば、ヲタク批判の殆どが、ごく一部のマナーレスを引き合いに出して、“これだからヲタクは…(ry”と言いたいだけの連中の餌食になってるだけであり、本来のヲタク人間ってのは、法令遵守は当然として、それプラス、自分の行動に対する“羞恥心”を捨ててないからこそ、犯罪者が“ヲタク”だった事を理由に叩く相手に対してムカつく訳です。もっといえば、“誰にも迷惑かけてない”のに、ごく一部の不届き者を捕まえて“同類扱い”されるからこそ、世間に自分の“趣味”を公表できないだけでなく、赤の他人が振りかざす“正義”の名の下において潰される訳です。逆をいえば、“自己の正義”を構える人ほど、実は他人の“趣味”がキモいと感じるトコがあって、さらに自分の趣味は“世界共通な常識”なモノだから、そこから外れた存在を排斥したい…修正して“自分の配下”としたいから叩く訳です。これこそ、一番の“間違い”である事を気付かず、平気で叩いてる姿…つまり“羞恥心”がない“ガキの所業”なのです。

だったら、そこまで他人の趣味を奪った以上は、自分の趣味や才能が、いかに他者より優れていて、かつ“面白い”モノであるかを実証してみろって話であり、そのために“守るべきモラル”ってのを提唱してナンボである。それが“守れない”人ってのは、ハナっから興味がない上に、自分の感覚から“つまらない”という判断が成されている事に気付かないといけない…つまり、そうなるとモラルだけで環境保全は無理だから、最低限度の“マナー”を啓蒙して、その上で場の雰囲気に合わせたモラルを作るしかない訳であり、そのために“襟を正す”しかないのです。特に、競馬ファンが詰めかける場において、ジャニヲタはどこまでも“アウェイ”であり、本筋で考えると、競馬ファンから指摘されているマナーぐらいは、自分自身を守る上でも従うべきモノであり、逆に競馬ファンがジャニーズ系のライブイベントに参加するなら、たとえ熱狂的ファンでなくても、鑑賞マナーを守るのが当然の“義務”になります。啖呵を切った以上、それに似合うだけの“結果”に対し、真摯に受け止め、継続するか否かを判断すべきであり、頭ごなしでの“否定”ありきな議論は、故に無用な衝突を招きます。