Shin'Barへようこそ 2017 第一夜
シン(以下シ):海外競馬に関する馬券発売が解禁されて、もう一年経つんですね…とはいえ、前哨戦でサトノダイヤモンドが4着に破れた事を受けて、陣営がどう判断するか、ちょっと気になりますね。
(ｶﾗﾝｺﾛﾝ…)
っと、ようこそ、Shin's Barへ…
邦パパ(以下く):やあ、早速だがレーベンブロイを…
シ:ピッチャーごとですねw
く:あ、いや…そのままいただこうw
たー坊(以下隆):うお?!ガチかよ…
シ:たー坊さんは何になさいます？
隆:せやな…ほんなら、ホワイトホースをロックで。
く:今年の凱旋門賞、ひょっとすると参戦取りやめになるかもしれんなぁ…
隆:え、どういうこっちゃ？
く:先日の前哨戦にあたるフォア賞で、サイトダイヤモンドが4着に敗れおったんよ。
シ:関係者インタビューでは、本調子じゃなかったって事と、馬場適性がどうも…ってことを漏らしてましたね。
く:体調面に関しては気掛かりだが、馬場適性云々となると、無謀な挑戦だったのかって話になるだろう…
隆:いや…情報戦的な戦略で言えば、これでエエんちゃうか？
く:どういうこと？
隆:ココんトコの傾向を考えると、凱旋門賞に挑んでる日本馬の多くは、どうも前哨戦でピークになってるような気がすんねん。
シ:確かに、その傾向はありますね。いつもフォア賞やニエル賞で他馬を下したという事実のみに執われ、本番での戦略に負けてるような気がしますね。
く:しかしだ…前哨戦を勝たねば、相手に余計なハンデを与えるように思えて…
隆:そこが“トラップ”やと思うんや。
く:“トラップ”って言われても、相手もきちんと仕上げて結果を出してる訳…ん？そう言えば、秋のトライアルレースで順当でも、本番の秋華賞や菊花賞で結果が伴わないケースがあるような…
シ:あ、なるほど…一般的な“常識”でいえば、前哨戦での結果がそのまま本番でも通じると思いがちでも、それが“フェイク”って可能性もあるってことですよね。
隆:せやせや。トライアルでボコ負けしといて、本番でジャイアントキリングをやれば、それだけでもインパクト大や。せやから、ワザと負けることで、地元陣営に対してノーマークになる戦術をやったとしたら、これほど怖いモンないと思うで。
く:たー坊さん、それは断じてないと思うわ…もし、そんな姑息な手段を講じたのであれば、それこそフランスの強豪に失礼じゃないか。
シ:その逆だったらアリですか？邦パパさん。
く:いや、相手も分相応に…
隆:そこが日本人の“甘いトコ”やと思うねん。
く:これはまた、辛辣な言い様だな。
隆:ワイかて競馬好きやし、幾多のバクチをやってきた方や。けどな…日本人の勝負師に多いのは、“情報戦に弱い”というこっちゃ。表面上の情報に流されがちで、その裏を読んだり、真っ向勝負を好むあまりに周囲に騙されてる事に気付きにくいんや。せやから、本番での勝負になった途端、手の内を完全に見せてなかった、全力を出さずに様子を見てた相手にボロカスに負けよるんや。
シ:潔さを是とする性格であるが故の“弱点”ってことですか…
隆:そういうこっちゃ。勝負事ってのは、正直、“勝てばいい”ってのが前提であって、そのためのラフプレーもよくある話や。けどな…その視点を変えれば、相手に与える情報の量や質をどこまでのモンにしといて、自分自身が有利になる条件を引き出せるかも、一つの“勝負”になるんや。
く:だが、それはあまりに卑怯なことではないか。勝てばいいのであれば、単純に力のぶつかり合いで優劣を決めるのが…
シ:そういう意味じゃないんだと思うんですよ、たー坊さんが言いたい部分は。
隆:シン、アンタ、ホンマに読みが深いなぁw ますます、いいバーテンになっとるで。
シ:いやいや、まだまだですよ、俺なんて…
隆:これかて、“駆け引き”の範疇やってこっちゃ。前哨戦で“大したことない”と見せかけて、本番で本領発揮となれば、その駆け引きでの勝負を制したことになるんちゃいまっか？
く:………そうだな、鞍上でも他馬の騎手とのやりとりがあって、且つ、騎乗馬との駆け引きでコントロールしていくことは、勝負事として常だったな。現場を長いこと離れてると、そういうこともあるの、忘れてしまうな。いかんいかんw
シ:では、そろそろ今宵の一杯を提供しましょうか…ドライジン45mlに対して、スイートベルモットとパイナップルジュースを各15ml、グレナデンシロップを1tsp、新鮮な卵白1個分をシェーカーに入れて、充分にシェイクしたらカクテルグラスに注ぎ、一口サイズのパイナップルとミントを飾れば…多分、以前にも紹介したミリオンダラーです。甘口のカクテルですが、度数はドライジンを使う関係で、かなり高めになってます。
隆:ま、コレ飲んで、一攫千金を狙えってこっちゃなw
(ｶﾗﾝｺﾛﾝ…)
っと、ようこそ、Shin's Barへ…
邦パパ(以下く):やあ、早速だがレーベンブロイを…
シ:ピッチャーごとですねw
く:あ、いや…そのままいただこうw
たー坊(以下隆):うお?!ガチかよ…
シ:たー坊さんは何になさいます？
隆:せやな…ほんなら、ホワイトホースをロックで。
く:今年の凱旋門賞、ひょっとすると参戦取りやめになるかもしれんなぁ…
隆:え、どういうこっちゃ？
く:先日の前哨戦にあたるフォア賞で、サイトダイヤモンドが4着に敗れおったんよ。
シ:関係者インタビューでは、本調子じゃなかったって事と、馬場適性がどうも…ってことを漏らしてましたね。
く:体調面に関しては気掛かりだが、馬場適性云々となると、無謀な挑戦だったのかって話になるだろう…
隆:いや…情報戦的な戦略で言えば、これでエエんちゃうか？
く:どういうこと？
隆:ココんトコの傾向を考えると、凱旋門賞に挑んでる日本馬の多くは、どうも前哨戦でピークになってるような気がすんねん。
シ:確かに、その傾向はありますね。いつもフォア賞やニエル賞で他馬を下したという事実のみに執われ、本番での戦略に負けてるような気がしますね。
く:しかしだ…前哨戦を勝たねば、相手に余計なハンデを与えるように思えて…
隆:そこが“トラップ”やと思うんや。
く:“トラップ”って言われても、相手もきちんと仕上げて結果を出してる訳…ん？そう言えば、秋のトライアルレースで順当でも、本番の秋華賞や菊花賞で結果が伴わないケースがあるような…
シ:あ、なるほど…一般的な“常識”でいえば、前哨戦での結果がそのまま本番でも通じると思いがちでも、それが“フェイク”って可能性もあるってことですよね。
隆:せやせや。トライアルでボコ負けしといて、本番でジャイアントキリングをやれば、それだけでもインパクト大や。せやから、ワザと負けることで、地元陣営に対してノーマークになる戦術をやったとしたら、これほど怖いモンないと思うで。
く:たー坊さん、それは断じてないと思うわ…もし、そんな姑息な手段を講じたのであれば、それこそフランスの強豪に失礼じゃないか。
シ:その逆だったらアリですか？邦パパさん。
く:いや、相手も分相応に…
隆:そこが日本人の“甘いトコ”やと思うねん。
く:これはまた、辛辣な言い様だな。
隆:ワイかて競馬好きやし、幾多のバクチをやってきた方や。けどな…日本人の勝負師に多いのは、“情報戦に弱い”というこっちゃ。表面上の情報に流されがちで、その裏を読んだり、真っ向勝負を好むあまりに周囲に騙されてる事に気付きにくいんや。せやから、本番での勝負になった途端、手の内を完全に見せてなかった、全力を出さずに様子を見てた相手にボロカスに負けよるんや。
シ:潔さを是とする性格であるが故の“弱点”ってことですか…
隆:そういうこっちゃ。勝負事ってのは、正直、“勝てばいい”ってのが前提であって、そのためのラフプレーもよくある話や。けどな…その視点を変えれば、相手に与える情報の量や質をどこまでのモンにしといて、自分自身が有利になる条件を引き出せるかも、一つの“勝負”になるんや。
く:だが、それはあまりに卑怯なことではないか。勝てばいいのであれば、単純に力のぶつかり合いで優劣を決めるのが…
シ:そういう意味じゃないんだと思うんですよ、たー坊さんが言いたい部分は。
隆:シン、アンタ、ホンマに読みが深いなぁw ますます、いいバーテンになっとるで。
シ:いやいや、まだまだですよ、俺なんて…
隆:これかて、“駆け引き”の範疇やってこっちゃ。前哨戦で“大したことない”と見せかけて、本番で本領発揮となれば、その駆け引きでの勝負を制したことになるんちゃいまっか？
く:………そうだな、鞍上でも他馬の騎手とのやりとりがあって、且つ、騎乗馬との駆け引きでコントロールしていくことは、勝負事として常だったな。現場を長いこと離れてると、そういうこともあるの、忘れてしまうな。いかんいかんw
シ:では、そろそろ今宵の一杯を提供しましょうか…ドライジン45mlに対して、スイートベルモットとパイナップルジュースを各15ml、グレナデンシロップを1tsp、新鮮な卵白1個分をシェーカーに入れて、充分にシェイクしたらカクテルグラスに注ぎ、一口サイズのパイナップルとミントを飾れば…多分、以前にも紹介したミリオンダラーです。甘口のカクテルですが、度数はドライジンを使う関係で、かなり高めになってます。
隆:ま、コレ飲んで、一攫千金を狙えってこっちゃなw
