迷馬の隠れ家〜別館:ブルマガバックナンバー〜

こちらは、2019年まで展開していた“ニコニコブロマガ”の保管庫です。

旅打ちは“食べ歩き”も兼ねるw

すでに中央競馬も北海道シリーズが開幕し、いよいよ“夏競馬”の季節である。ま、以前にもこのテの話をしたかと思うが、中央4場と違って、美味いモノがわんさかなのが、ローカルのいいトコである。(当然、旨い酒もw)だからこそ、夏の“旅打ち”ってのは、冬場よりものどかだし、その旅先でのグルメを求めて街を歩くのも、一つのお楽しみとなる。

オイラも独身の頃は、毎年の如く北海道や小倉に行ってたし、タマに新潟や福島にも遠征したことがある。そんなにしょっちゅう行ってる訳じゃ無いが、本当に旨い料理やスイーツがあると、どんなに馬券の結果が悲惨でも、それ込みで楽しく感じるからやめられないw ま、本当に安定した収入と休日、そして自分自身や家族の体調面を気にしなくてもいい身分だった頃なら、もっとガンガンに行きたい場所があったが、今はそういう訳にもいかん。(農家だと、この時期は特に…w)だけど、本当の意味での“良き旅の思い出”ってのは、旨い食い物とともにあると、オイラは考える。都会だと、食事すらある意味機械的な感覚でしかないが、旅先だと、様々な柵から解放されるから本能的になる…当然それは、食欲に関しても同じw

同じラーメン一杯とっても、九州全般に多い豚骨白濁系から函館の魚介系塩、福島の喜多方ラーメン旭川醤油ラーメン、札幌の味噌ラーメンと、一口に地域性だけでも違うのに、店によっても、その味や旨さが全然違う訳で、また、暖簾分けやチェーン展開してる店でも、使ってる水の違いから、本家本元の味と、東京や大阪での味では場合によっては雲泥の差になることもある。この“違い”がわかってくると、次に現場へ行く時、“本物”を食べてみたいという欲求から自然と身体が動くようになる。本当に“旨い店”の味なら、現地へ行く度にその店へ通いたくなるモノである。

同じ理屈はスイーツだって一緒w ガイドブックに載ってるお店で“名物”が手に入らなくても、意外な掘り出しモノが、ひょっこり見つかることもある。北海道と九州は、その確率が滅茶苦茶高いw 物産展でメジャーなモノでも、現地に行ったら、その“現地限定”なモノってのが売ってて、そっちの方が旨かったりするから困る。もちろん、その“理由”がわかると、お土産として買うより、現場で消費した方がいいやって感覚になる訳で、今にして思えば、かなり贅沢な話である。ま…生菓子系に関していえば、鮮度や風味を考えれば現地で喰った方が旨い訳で、チルドで、あるいは冷凍で配送とか、コスパ悪いわ味落ちるわで、あんまいいことないしなw

そんな中で、なんだかんだいって鉄板なのが、飲料系。ご当地ドリンクってのもあるが、やっぱそこは地酒。米どころ新潟は当然だが、様々な地域の、それこそ様々な醸造元が作った酒は、蔵元の風土と歴史が味に出る。これはこれで、コレクションしながら飲み比べるのも一興な話。モノによっては、記念になるような酒に巡り会える可能性は大いにあるし、地ビールだって、飲んでみたら自分好みの味に出会えることがある。これはこれで非常に楽しいモノである。(ま、一人で飲むと、すぐベロベロになるけどなw)

勝負事で熱くなり過ぎた時ほど、その精神を鎮め、冷静さを取り戻すためにも、キチンと飯を喰うことが大事。食べたい時に、存分に食べられるのは、本当に健康だからこそできることであると同時に、とても幸せなことなんだと感じてこそ、精神的なモヤモヤってのは晴れるモノだし、それで予想が完璧にハマれば、この先どんな嫌なことがあっても、楽勝で乗り越えられるモンなのです。

え、なんでこんなこと書いてるかって?いやね、先週の更新作業後に体調崩して(いわゆる熱発とギックリ腰w)、丸2日ほど絶食状態だったモンで…w