迷馬の隠れ家〜別館:ブルマガバックナンバー〜

こちらは、2019年まで展開していた“ニコニコブロマガ”の保管庫です。

小さな背中に誇りを見た日…

いやはや…バイトで忙しかった事と、17日に突然、この方から直接オイラのスマホに連絡が入って気が動転したため、2週間ほど更新できなかったw


この背中の主、わかりますか?実は先日(京阪杯の日)、ラジニケのリスナー招待に当選し、京都競馬場の来賓席に行ってきたんだが、その“案内役”を務めたのが、オイラに電話してきた相手である、泉タソなんですよ…いやはや、じっくりと、しかも間近で拝見できるとは思いませんでした。ま、どんな内容だったかは、ニコ静で後日“おうまのracecallerふんせんき”の番外編としてうpする予定なんで、ここでは言いませんが、今まで遠くに思ってた泉タソの背中から感じた、率直な話を一つ…
正直、本人には失礼ながら“チンチクリン”な見た目に、若干微笑ましさというか、可愛らしいイメージの方が先行した。もちろん、来年で還暦という年齢を考えれば、幾分かは若々しいんだが、放送席の見学の際に実況席にいた茶坊主…もとい、大関アナと比較したら、“中学生”と“引率の老教師”みたいな雰囲気が、そこにはあった。

ま、年齢差からして親子以上離れている(てか、大関アナとオイラの妹者2号は、同い年なんだがw)訳で、当然ながら、競馬実況アナとしての経歴だって雲泥の差である。しかし、カフがオフな時に見せる姿は、むしろ泉タソの方が幼く映ることがある。(つーか、バックヤードツアー引率中に靴紐解けて踏んじゃったり、手が空いてるのがどうも嫌なのか、移動中に腕や肩をちょこまか動かしてたりと、どうもやってることが…ゲフンガフン)だが、仕事中(主に関係者に対する取材)の合間を縫っては、オイラ達がいる来賓席に顔を見せ、ファンの質問に対して、できるだけ気を使って言葉を選び、わかりやすく丁寧に接してくれてる姿を見た時、気難しそうに見える割に、本当は“寂しがり屋”なんだと気付かされた。まぁ…オイラ自身は、なるだけ泉タソの邪魔にならんようにと除けたつもりなんだが、却って当人に気を使わせたかもしれんw
だからこそ、あの小さな背中に、ラジニケの競馬実況アナとしての誇りと、好きで選んだこの仕事に対する責任感を、ずっと背負っている気高さを感じた。それは9年前に先立った同期も、恐らく、それ以上の気高き誇りを持って仕事をしてたんだと思うと、オイラ的には畏れ多き存在なんだと気付かされた…それだけ、オイラのとっては貴重な、そして、今までに体験したことのない出来事でした。

あ、そうそう…京都競馬場に関する豆知識を一つ挙げると、来賓席があるエリアは、実は報道関係者ゴンドラと同じ高さに位置してるんだが、ビッグスワンのi-seatエリアのトコに、専用の入り口があって、そこから先は“別世界”となる…なぜなら、雰囲気的に高級ホテルや旅館を思わせる佇まいが、完全に一般席(指定席含む)と一線を介してるのがわかる。しかも、個室になってる上に防音がバッチリなので、ここに通されるということは、相当なるVIP扱いだということを意味するし、馬券も専用窓口で買えるため、締切ギリギリまで予想してからでも買いに行ける。阪神競馬場の来賓席は、一般指定席とあんまし変わらない(と言っても、場所的にはAシートの上なんだが…)のに対し、京都のそれは、ガチで入る機会があれば、一度体験した方がいいと思う。もちろん、滅多にない話ではあるが…w