迷馬の隠れ家〜別館:ブルマガバックナンバー〜

こちらは、2019年まで展開していた“ニコニコブロマガ”の保管庫です。

また、変なのとコラボっすかw

今年もやっぱり、明後日な方へとブッ飛んじゃったJRA。今回のコラボは…この春、衝撃と共に一大ムーブメントとなった“アレ”であるw まぁ…原作者である赤塚不二夫自身、今から14年前に、某在阪局のテレビ番組企画で、馬主の許諾を得て、デビュー前の競走馬に“コレデイイノダ”と名付けて出走させたことがあるんで、JRAが大々的にやったとしても、別にどうって訳でもないが、深夜の放送時間にも関わらず、好評だったからといって、ちょっとやり過ぎかと…w
こういったアニメとのコラボってのは、ガチな話でここんトコのトレンドで、エヴァ進撃の巨人とのコラボは、記憶に新しいかと思う。しかし、現在のように“深夜アニメ”という潮流が、世間でも認知されるようになったのは、つい10年前の話であり。それ以前は“アニメ=子供の娯楽”という概念でしか扱われにくかった。ただ…実際の話をすれば、アニメの“マニアック化”に関しては、80年代後半からその兆候が生まれる訳で、その一端には、いわゆる“エロアニメ”っていうジャンルのビデオが、アニヲタ界隈で出回るようになった頃である。また、地上波では放送できない反面、スポンサーに縛られずに、よりグロテスクな表現や、細かい描写をウリにしたOVA(オリジナルビデオアニメ)が、ビデオデッキの普及と共に出回るようになったのである。(この時代の作品で、“メガゾーン23”とか“ドミニオン”とか、“幻夢戦士レダ”とか、“戦えイクサー1”なんてのが有名かな?)で、ご丁寧にも関西では、そういうのを学校の長期休暇時期に一挙放送する番組があったりして、意外にもそういう系統に詳しい“アニヲタ少年・少女”ってのがよく見かけた時期がありましたw(御多分に洩れず、オイラもそういう世代w)
つまり、ここんトコの流れで言えば、こういったアニメとのコラボの背景には、アニメを見て育った世代が、すでに40歳以上の世代に移行してることがあり、また、アニメに対する理解度も深まっているからこそ、様々な部分でまかり通るようになってきてる訳であり、また、アニヲタに関しても一定の理解が進み“市民権”を得られるようになったからこそ、様々な分野でのコラボが行われるようになったといっていいでしょう。
ただねぇ…苦言をひとつ呈すれば、“おそ松さん”の場合、キャラクターの人気というよりも、
六つ子役の声優陣がいわゆるイケボだったこと、キャラに関しても昨今流行のイケメン系のバージョンがあったこと、さらにいわゆる放送禁止“レットゾーン”な描写のネタがあったことなどが視聴者にウケた訳であり、そこから派生して通常バージョンとのギャップが面白かったことからグッズが売れたのであり、単に“巷で流行ってるから”という単純理由でなんでもコラボするのはどうかと思う訳で、期間限定といえど競馬ファンと“おそ松クラスタ”が、どこまで折り合えるのかが、今回のポイントになるかと…w