迷馬の隠れ家〜別館:ブルマガバックナンバー〜

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競馬旅館“天松楼”2017 一泊目w

(ウィーン…)
かつみさん(以下巨):ほう、ここは競馬場併設の旅館って訳か。
クニさん(以下く):おや…御宅もこちらの宿に?
巨:おお…これはこれは、“あちら”では、馬券で随分お世話になりましたよw
く:いやいやいやいや…とんでもないですよw
ギィ(以下ギ):クニさん、早速かっちゃんに捕まったかw
ノブ(以下ノ):皆様、ようお越し…天松楼へ。
ギ:ノブさん、今年も世話なるで…で、なんや?JBCが京都開催…って、どういうことや?
ノ:あくまで今年とちゃいまっせ、来年の話ですわ。
巨:今年は確か、大井競馬場での開催だったな…けど、なんでまた中央の京都でやるんだ?
ノ:ま、詳しいことに関しては、この公式発表を読んでもらうとして、ぶっちゃけると、開催会場としてのキャパや、集客率の良さ、日程的なことを考慮した結果、今回に限って京都での開催ってのにしたんやそうな。
く:つまり、地方での開催で選定するにしても、大井以外の競馬場だと、土日での開催が“難しい”という判断に至ったってことだな…
巨:しかし…そもそもは地方競馬を盛り上げることが前提としてあるんだろ?JBCって。それがなんでJRA主催での開催に変更するんだよ?それ、本末転倒じゃないのか?
く:いや…多分、法律的な問題も関与してるトコがあるのではないか?
巨:法律の関係…あ、競馬法とかで確か、色々と厄介なことがあるんだったな。
く:そうそう…例えば、ナイター開催ができる競馬場でJBCをやるにして、例年通りに11月3日で開催するにしても、その年がたまたま週末だったとすれば、中央競馬は通常開催で、地方との交流重賞で馬は派遣できたとしても、その鞍上にいるべき主戦騎手が、開催規定にある調整ルームへの移動はどうするのか、仮にそこをクリアできたとして、通常開催での騎乗依頼での兼務は可能か、更に調教師、あるいはその代理人を赴かせるだけの余裕があるか…地方競馬の場合は、開催が平日であることが多いからともかく、中央競馬はそこの部分が引っかかるんだよ。
ギ:確かに考えたら、そうなるわな。
ノ:それと、JRAでの開催と南関以外での地方開催では、集客力と収益が雲泥の差が出るし、地方の競馬場の多くは、一回の開催で5万人以上の観客を収容できる作りではないことも多いし、出走頭数がコース幅の関係上、ほとんどのトコが12頭以上は無理な状態やからなぁ…
く:それな…そう考えると、大井競馬以外でJBCの開催となると、他の地方競馬主催者が消極的になるのも無理ないよ。開催時の収益は、累積赤字を一瞬で吹き飛ばすほどの破壊力があるけど、それに似合うだけの先行投資をできる体力があるかと言われたら、まず尻込みするわ。
巨:まぁ…そうだろうな。けど、なんで京都だよ?やるんだったら、同時開催の福島に持ってった方がいいんじゃねぇか?
く:多分、そういう意見が出るとは思ったけど…JBCの施行に適した距離を福島のコースで確保できたっけ?
ノ:確か福島のダート戦は、短距離のスプリント(1200m)と牝馬限定のレディクラシック(1800m)はどうにかなるやろうけど、クラシック(2000m)が設定そのものがあらへんからなぁ。1000mと1700mのあと、急に2600mと距離が長うなるさかい…
ギ:つまり、そこの部分でのやりくりがあって、京都って訳か。
ノ:おそらく、そうやと思いますわ。とは言え、京都の場合でもクラシックに近い距離設定が1900mで、GⅢのみやこSとダダ被りやさかい、どうなることやらですわ。