迷馬の隠れ家〜別館:ブルマガバックナンバー〜

こちらは、2019年まで展開していた“ニコニコブロマガ”の保管庫です。

真の意味での“親友”とは…

まぁ…まずはこの動画を見てもらおう。

この“テキサス親父”さんは、“親日嫌韓”というスタンスで意見を述べている動画を上げている事で、ネット上では非常に有名な方である。(肩書きに関してはツッコミどころ満載だがw)しかし、忘れてはいけないのはこの人の意見は、あくまで“第三者”として歴史を調べた上で親日になっている…という点であり、当然ながら、日本に落ち度がある事すら知った上で、一方的に日本を批判するバカどもに対して苦言を呈してる訳である。言い方を変えれば、一般の人でもキチンと歴史を繙き、それを精査すれば、自ずと“虚構”まみれの反日抗日活動が、如何に為政者達の都合によって“作られた”かが見える。

では、何故ここまでしてこの人は日本を愛してるのかと言えば、日本という国そのものに関してはともかく、その中に入る日本人自身の“相手を想う”心意気に惚れ込んでいるからであり、そこから考えた時に、民族間での紛争が、如何にバカバカしい話なのかを訴えたいからこそ、日本人の“人を想う”という精神に惹かれたと言って良い。もっと言えば、アメリカ人が、ともすれば忘れてしまった“慈愛の精神”ってヤツを呼び覚ましたのが、かつての日本人の態度であって、今の堕落した…否、変な自尊心に奢れ、相手を思いやる精神を失った日本人を好いてる訳ではない。ここの部分を間違えてはいけない。

本気で、“日本が好きだ”と言ってくれる外国人は、その多くは戦前・戦中の生真面目さと、そこからくる勤勉さ、そして、なによりも純粋に“相手を想う”優しさに、誰もが“憧れ”を抱いているからであり、また、そういった事を、ごく当たり前の様に振る舞える日本人の“死生観”が、彼等には羨ましい訳である。表面的に“親日”を謳ってる者達は、大概の場合は“白人至上主義”に対して真っ向から批判し、そして、次々と打ち破っていった小気味良さがたまらないからである。一番わかりやすいのが、中東の“親日”を掲げる人達で、彼等の多くは、太平洋戦争時に、欧米諸国の植民地支配という劣悪な状況を改善させた功績を高く評価してる訳であり、また、日本で作られた製品の性能の良さに惚れ込んで、その技術を学びたいからこそである。逆に言えば、アメリカの“奴隷”となってる状況をどうにかしてやりたい反面、自分達もまた、いろんな意味で欧米諸国に世話になってるトコがあるから、悶々としてる為政者が多く、それがじれったいから、テロを起こして国家転覆を謀り、“自分達の世界”を作り上げたいと考えるバカがいて、それでいつも“しちゃかめっちゃか”になる訳である。

では、“日本は嫌いだ!!”と叫んでる連中は何か?この“正体”を一言でいえば、自分達の事を日本よりも“優れたる存在”として世界中から認めて欲しいのと、同時に、精神が“貧しい”から“相手を想う”よりも“自分至上主義”である事を好んだ結果である。言い方を変えれば、精神的に満たされない思いを何とかしようとして、物欲や出世欲に駆られていくうちに、それでも満たされなくって、どうしていいのか解らなくなり、目の前の相手の姿すら見えない程トチ狂ってしまった挙げ句、途方に暮れない様にする為の“標的”として、勝手に日本を憎む様になってしまった…といって良い。

勝負事において、何もせずに“勝利”を得る事はあり得ない。それどころか、“敗北”を知らずに“勝利”を求める事程愚かな話はない。中国や韓国の場合、ある意味“ひょんな事から勝利者”になってしまったモンだから、そこに奢れてしまった訳である。一応、歴史上の話として論じるが、今の中国人の多くは、文化大革命という“愚行”によって、中国共産党の手柄ではないのに、さも日中戦争に“勝った”という風に指導する事が、教育現場でまかり通る事態になってる訳で、そこで学んだ連中が、今の中枢にいる訳である。その事を一番危惧していたのは周恩来であり、いつか必ず“真実”を語らなければならないと、晩年は嘆いていたと言う。韓国に至っては、朝鮮戦争のドタバタで、この思想が紛れ込み、そこからいわゆる“ウリジナル”という虚構を展開する事でしか、国民を納得させる事ができなくなった…といって良い。つまり、日本の国民性を憧れるあまりに、そして、戦争によって被害を受けた事に対する“責任”を日本に押し付けるあまりに、いつしか自分達が、かつての日本…否、一部の憂国の志士達の“暴走”と同じ事をやっているという自覚がない訳である。そう、彼等はあまりにも日本を憎むあまりに、そういう日本の“暗黒面”に堕ちてしまっている事に、誰一人として言えなくなってしまってる訳である。他の人に傷付けられる事に怯え、とにかく“生き残りたい”一心で、いつしか自分達にもある“相手を想う”という尊極の境地をバカにする様になってしまった…これが、“反日抗日”の正体です。

真の意味での“親日”とは、単に日本が好きだという事だけでなく、日本が抱える、根幹的な“問題”に対して、一緒に向き合える心を示す事と、時に、忌憚なき批判をする事も必要だという、気構えが大切。それによって、一時的に関係がおかしくなっても、“相手の真心を信じる“純真な気持ちがあれば、必ず解決する事です。単に相手を哀れんだり、見下してバカにする者を相手する必要はありません。彼等は単に、自分が傷付きたくないあまりに、 一度でも傷付いたら立ち直れない程“弱い”から…ぶっちゃけ“おこちゃま”だから、そうなるのです。イジメられっ子の極意…傷付く事を恐れる人程、過剰な武装で自ら傷付いて泣き叫ぶ。相手の痛みが解らなくても、傷付く度に、無用な後悔をするよりも、前を向く事を覚えた人は、過去の遺恨を気にしない…前にしか進めないなら、振り返るだけ無駄。ならば、“一緒にいこうぜ”と声を掛けるのが、本物の“親友”です。傷付いて、痛くて、辛いのは、一人じゃないから…